高校生の時から使っていたヘッドホンの耳当てがボロボロになってしまったのを機に、なにかいいヘッドホンはないかとネットを漁っていたのですが、ついにいいものが見つかりました。それがMDR-1RBTです。MDR-1RBTはMDR-1RのBluetooth対応モデルですが、ケーブルを挿せばそのままMDR-1Rとしても使える点が気に入ったため、今まで購入を考えていました。そしてこのほど購入資金の見込みが立ったため、購入することにしました。

まず装着感ですが、柔らかい素材が使われているため、とても心地よい感触です。また、このヘッドホンは300gほどの重量がありますが、つけていることをあまり意識させられません(今まで使っていたモデルより30gほど軽くなったせいもあるのでしょうが)。とてもいい出来に仕上がっていると思います。また、ハウジング内の機密性が高いため、外部の雑音があまり聞こえてこないようになっており、快適に音楽を楽しむことができます。

音質面に関して、私は今まで安物のヘッドホンを使ってきたため、詳しいことは解説できないのですが、やはり今まで使ってきたものよりはかなりいいです。低音や高音だけが突出して目立っているわけでもなく、全体的にお行儀のいい音になっていると思います。特定の音域を目立たせたいのであればイコライザを使えばいい話ですし、原音にできる限り忠実な音を出してくれるヘッドホンが欲しかったので、とてもいい感じです。

そして、やはり特筆すべきなのは、有線ヘッドホンとワイヤレスヘッドセットのハイブリッドモデルとなっていることと、マルチポイントではないかと思います。このモデルでは、ワイヤレスヘッドセットとして使うことができますが、電源が切れてもオーディオケーブルを挿して使うことで、通常の有線ヘッドホンとしても使うことができます。これまでのワイヤレスヘッドセットは、一度バッテリーが切れてしまうと充電するまで使えなくなってしまう商品だけだったわけですが、使い慣れているヘッドホンで音楽を聴き続けられるという、音楽好きの要望を見事にかなえてくれるいいアイデアだと思います。私は無線と有線のいいとこ取りをしたワイヤレスヘッドセットが欲しいと常々思っていたので、これを見つけた瞬間に一目惚れしてしまいました。

また、携帯電話・スマートフォンと音楽プレイヤーを1台ずつ同時に接続して使うことができる、マルチポイントもとても便利だと思います。音楽プレイヤーを使っているとどうしても携帯の着信に気が付かなくなってしまうので、着信したら自動的に切り替えてくれるこの機能はとてもいいと思います。

ちなみに、PCでも使おうとペアリングしてみたのですが、Windowsでは使っているUSBドングルが古いせいか受け付けてくれませんでした。Macではどうにか使えたものの、Skypeを使うと強制的にモノラル音声を聞かなければいけない状態でした。

希望小売価格は4万円ですが、実売価格は2万円台後半といったところです。私のようにハイブリッドなヘッドセットを求めていた方は、この機会に試してみてください。

【MDR-1RBTレビュー番外編】無理矢理iPhone2台をマルチポイントする方法