Twitterではちょこちょこ状況を書いておりましたが、昨日無事に小型特殊自動車免許の試験に合格しました。係官曰く、点数は45点でギリギリだったそうです。まあ、満点だろうがギリギリだろうが合格は合格なのでよしとしましょう。さて、ますはなんでこの免許を取ろうと思ったかですが、どうせ原付からスタートしてしまったのだから、今しか取れない小型特殊も取ってしまおうと考えたからです。免許証に「小特」と書いてあることで謎の個性も生まれますしね。たった4000円程度で一生使えるネタができたと考えれば安いものでしょう。

ところで、日本の中でいったいどれくらいの人が小型特殊免許を持っていると思いますか?平成24年版の運転免許統計を読んでみると、小型特殊自動車免許の保有者はなんと約6万3000人しかいません(p.2参照)(ただし、上位免許を持っている人間はここに計上されていないことに注意)。試験者数を見てみても、「うっかり失効」の特例で再度取得した人を含めて年間1000人程度しかいません(合格者は800人程度)。かたや原付は約163万人はいますから、本当に一握りの人間しか持っていません。また、持っている人間の大半が60歳以上の高齢者となっており、私と同年代(昨日時点で23歳)の保有者は113人しかいませんでした(p.4参照)。(いくらついでとはいえ)私がどれだけ変な人間かというのがお分かり頂けるかと思います。

では本題に入りますが、小型特殊は原付と違って、本当にペーパーテストだけです。事前事後の講習はありません。なので、原付よりも4000円ほど安く免許証を手に入れることができます。本当にひたすら安く免許証が手に入れたいのであれば、原付にチャレンジするよりもこっちの方がいいかもしれません。しかし、小型特殊は2つの大きな欠点があります。まず、小型特殊自動車とはなにかというと、簡単に言ってしまえば農業用のトラクターです。時速も構造上15km/時しか出ません。原付であれば、気が向いたら移動手段として使うなんて事もできますが、小型特殊はそもそも移動手段として使うことが難しい車種です。もう1つは、小型特殊自動車に特化した問題集が出回っていないことです。原付であれば何種類か本も出ているのですが、小型特殊は1冊もありません。一応今回の受験で、原付用の知識でも十分試験問題に対応できる(交通法規自体は全車種共通だから)ことは分かりましたが、一応その辺がネックになることを覚えておいてください。ちなみに自分はこれを使いました。

さて、肝心の費用ですが、北海道では試験手数料が1500円免許交付手数料が2050円で、合計3550円あれば小型特殊免許を取得することができます。普通免許に比べて100分の1で身分証明書を手に入れることができるわけです。また、失敗しても試験回数分だけ1500円を支払えばいいだけですから財布もあまり傷みません。

試験問題はというと、基本的な交通法規は原付の試験問題とほとんど変わりません。しかし、原付の教本で勉強してきた人たちは、思考を原付から自動車に変えることが必要になると思います。ちなみに、小型特殊免許特有の問題というのは出てこなかったかと思います。まあ、強いていうならば内輪差の問題であったり、積載量の問題なんかが出てきたりしました。でも、原付の試験を合格した人たちであれば、十分対応可能な問題であると思います。

ちなみに、私は1回ギリギリで落ちました。その日は本当に自分しか試験希望者がいなかったため、「合 格 者 は お り ま せ ん」(イメージ)と電光掲示板にでかでかと表示されたときは最高に恥ずかしかったですね。今思えば、ネタになるから写真撮っとけばよかった。