ボカロ系のCDや同人誌を寄贈すればボカロミュージアムになるじゃないかという小並感作文など、前々から国立国会図書館に関心を持っていた私ですが、国会図書館に所蔵されている雑誌のコピーが欲しかったため、ついに国立国会図書館の登録利用者として登録することにしました。22日の昼間にポストに投函してからおおよそ1週間(28日到着)で届きました。

国立国会図書館は来館者向けのサービスしか行っていないと思われているかもしれませんが、北海道に住んでいるような私でも国立国会図書館の蔵書にアクセスできるよう、遠隔複写サービスを提供してくれています。国立国会図書館は、日本で発行されている出版物全てを収集することを使命としている日本で唯一の納本図書館です。登録してしまえば、大学生の卒業論文の執筆から仕事で必要な資料の取り寄せ、さらにはWikipediaの執筆に使うための参考資料としてなど、研究目的であれば蔵書のほぼ全て(一部閲覧禁止処分になっている書籍物などもあるため)にアクセスすることができます。この遠隔複写サービスを申し込むためには、事前に国立国会図書館に利用者登録を申請しなければなりません。

「国立国会図書館」という名前だからといって、手続きが難しかったり大変だと言うことは全然なく、登録利用者に関するページにPDFとして置いてあるフォームに必要事項を記入して、必要事項を記入した利用者登録申請書・国立国会図書館から指定されている身分証明書・返送先を書いた返信用封筒を同封して、「国立国会図書館関西館」に送付するだけです。間違って東京本館に送ってしまってもどうにかなるとは思いますが、利用者登録証の到着が遅れるかもしれません。ここで一番鬼門なのは身分証明書かもしれません。身分証明書は氏名・現住所・電話番号が全て記載されている必要があります。学生証なども受付してはいますが、学生証では住所までは書かれていないことも多く、差し戻されて二度手間になってしまうこともあり得ます。免許証などの手軽な物がなければ市役所の窓口まで住民票を取りに行きましょう。

国立国会図書館から返送されてきた封筒

国立国会図書館から返送されてきた封筒

申請が承認されると、利用規則やらが入った封筒が送られてきます。同封されている「利用者登録証」には利用者IDとパスワードが書かれていますので、それを使うと国立国会図書館の各種サービスにログインすることができます。ちなみに、これで国立国会図書館の館内サービスも利用できるようになりましたが、入退館に必要な「登録利用者カード」は今回の申請では同封されません。こちらに関しては、東京本館・関西館に入館する際に、カウンターにて利用者登録証と身分証明書を提示することで受け取ることができます。

簡単に申請プロセスを見てきましたがいかがでしょうか。国家機関ですので敷居が高いように思われるかもしれませんが、封筒1通で簡単に資料にアクセスできるようになります。卒論などで資料が必要になった際には是非使ってみてはいかがでしょうか。ちなみに、すでに必要な資料の複写申込を完了させていますので、資料が届いたら頃合いを見てそちらに関しても書くかもしれません。